K-2工法
下水道管きょの更生工法-形成工法-および取付け管の修繕工法
K-2工法は、老朽化した下水道管きょ内に、本管および取付け管を非開削で更生する技術である。
反転機によるけん引ライナー反転、更生材挿入
ライニング材は、下水道管きょ内に耐荷能力を向上させるため、ポリエステルフェルトにグラスファイバーフェルトを複合させ、熱硬化性の樹脂を含浸したものを使用。
図 1‐2 本管用更生材構造図
本管内に、けん引ライナーを反転機による空気圧で反転し、そのけん引力を用いてライニング材を挿入させることにより段差、曲り、滞水、浸入水などに影響なく更生材を挿入する事ができる。
図 1‐3 取付け管用更生材構造図
本管内よりツバ付き取付け管ライニング材を空気圧により反転挿入させ
温水にて加圧硬化させる。
更生後の本管と取付け管とのツバ部は、接着マットにて接着させる事により
一体化した水密性を有する更生が可能である。
温水にて加圧硬化させる。
更生後の本管と取付け管とのツバ部は、接着マットにて接着させる事により
一体化した水密性を有する更生が可能である。
標準施工工程概略図
本管 | 材料製造工程(工場) | 取付け管 | ||
TV調査工 管内清掃工 引込準備工 | 材料製造 樹脂調合・含浸 保冷出荷 | TV調査工 事前処理工 管内清掃工 | ||
けん引ライナー反転 および更生材挿入 | 反転機収納 | 管内作業用 ロボット引込 | ||
温水シャワー加熱 加熱養生 管口切断工 管口仕上工 取付け管穿孔 施工後調査 後片付け | 反転挿入 トップカラー取付 温水注入・硬化 排 水 管口切断工 管口仕上工 施工後調査 後片付け |
適用範囲
管 種 | : 陶 管 | 鉄筋コンクリート管 | 鋳鉄管 |
管 径 | : 取 付 け 管 | 呼 び 径 | 150 ~ 200 |
本 管 | 呼 び 径 | 200 ~ 600 | |
施 工 延 長 | : 取 付 け 管 | 13 m | |
本 管 |